皆さま、こんにちは。みよし市の後藤歯科です。
身近なお口の中の疾患である「虫歯」や「歯周病」は、生活習慣病ともいわれ、ご自身のライフスタイルが直接、歯の健康にも影響を与えてしまうものです。しかし、そうは言われるものの、どうすれば歯の健康にいい生活を送れるのかわからないといった方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、日常の食事や生活習慣が歯の健康に与える影響について、詳しくご紹介してまいります。

歯を悪くする食事・生活習慣とは？

忙しい現代社会のなかで規則正しく生活を送ろうとしても、なかなか難しいこともあるのではないでしょうか。以下は、歯を悪くする食事内容や生活習慣であり、当てはまるものが多ければ多いほど、虫歯や歯周病リスクが高いといえます。

【生活習慣】

・歯磨きをしないで寝てしまう
・飲酒することが多い
・煙草を吸っている
・歯ぎしり、食いしばりをする
・口呼吸を常にしている
・悪くなってからじゃないと歯科医院へ行かない

【食事】

・間食が習慣になっている
・砂糖を含む飴やガムをよく食べる
・砂糖を含む飲み物をよく飲む
・時間を決めずにダラダラと食事を食べる
・すっぱいもの、炭酸水をよく飲む

すべてを網羅することはありませんが、該当する項目を減らすことを意識していきましょう。

歯にいい影響を与える食事・生活習慣を意識しましょう

以下のポイントを意識して生活を送ることが、お口の健康につながります。

【生活習慣】

・歯磨きは最低でも1日2回
お昼の歯磨きが難しい場合は、朝と晩だけでも必ず歯磨きを行いましょう。

・口呼吸を改善する
お口の中の乾燥は虫歯・歯周病・口臭リスクを高めます。口呼吸の原因を把握し、改善をめざしましょう。

・歯ぎしり、くいしばりの改善をめざす
歯や顎に負担がかかります。ナイトガードの装着をするなどして対策しましょう。

・ストレスを溜めすぎない
適度な運動や趣味を楽しんでストレス発散しましょう。

・煙草は極力吸わない
歯肉の炎症リスクを高めます。健康を意識して禁煙も視野に検討ください。

・お酒もなるべく控える
深酒にならないように適量を心がけましょう。

【食事】

・寝る前に食べない
虫歯や歯周病リスクが高まってしまうため、食べてしまったら必ず歯磨きをしてから寝ましょう。

・間食をなるべく控える
食べ物がお口の中に存在する時間が長ければ長いほど虫歯リスクが高まります。

・糖分を含む食べ物・飲み物は適度の摂取にする
食べ物に含まれる糖分をエネルギーにかえて虫歯菌が活発になり、虫歯となります。

・やわらかいものばかり食べない
噛む行為はだ液を分泌します。やわらかい食べ物ばかりではなく、食物繊維のあるもの、食べ応えのあるお肉なども食べましょう。

・すっぱいものや、炭酸水の取りすぎに注意する
過剰に摂取すると歯が溶ける恐れもありますので適量を心がけましょう。

定期的な検診のすすめ

これまでご紹介してきた「歯にいい影響を与える食事・生活習慣」に加え、定期的な検診を受け、歯のクリーニングを行うといいでしょう。当院でも歯科衛生士が中心となり、予防処置（歯石除去・歯のクリーニングなど）に努めております。

参照：e-ヘルスネット「生活習慣病とは？」厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-001.html

まとめ

今回は日常の食事や生活習慣が歯の健康に与える影響について、詳しくご紹介してまいりました。毎日の生活の中で何気なく行っている生活習慣や、食べ物・飲み物が歯の健康に大きく影響を与えてしまう恐れもあります。生活習慣や食生活を見直し、お口の健康だけではなく身体の健康までつなげていきましょう。

みよし市の後藤歯科は開院から50年以上、地域の患者さまにご支持いただき、豊田市、東郷町、刈谷市、日進市にお住まいの方々からもご通院いただいております。

一般歯科はもちろんのこと、口腔外科、入れ歯、審美治療、小児歯科、矯正歯科、親知らずの抜歯、ホワイトニング、予防歯科など、さまざまな症例に対応しております。お口の中の気になることや、不安に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。