的確な診査診断

医療において一番最初に行う最も重要な行為として「診断」と言うものがあります。
これは患者さまの情報を基に病気を見つけ出すことです。
これができないと、治療はできないと言っても過言ではありません。
診断は患者さまからの訴えや症状、歯科医師による視診や触診、および検査結果から判断いたします。
症状を聞くことや触った時の症状を聞くことは、どんな歯科医師でもできます。
しかし、検査結果から病気を探り当てるのは知識と経験が物を言います。
歯科医師なら誰でもレントゲン写真やCT画像を読影(画像診断)できると思っていませんか?

それは大きな間違いです。
歯科医師は、大学を卒業して国家試験に合格してからしか読影はしないのです。
つまり、学生時代に数例の基本的な症例の典型画像しか見たことが無いのです。
ですから、入れ歯や虫歯治療を専門としている歯医者さんや小児や矯正を専門としている歯医者さんのほとんどは読影という訓練は受けておらず、歯科医師の免許を持っているからといって必ず正しい読影(画像診断)をしているとは限らないのです。
特にCTやMRIなどの特殊検査においては尚のことです。
レントゲン画像に病気が写っていても、それを見抜ける能力が無ければ、その病気は見逃されてしまいます。
歯科医院にCTが入っているという話はよく聞きますが、撮った画像が正しく診断されなければ、何の意味もありません。
つまり”最新の機器がある”=”安心した治療(診断)が受けられる”とは限らないということです。
前述した「歯科放射線専門医」はその画像診断の専門医です。
貴方がちゃんとした治療を受けたいと思うのであれば、正しい診断を受けられる先生を選ばれることをお勧めします。
歯科放射線専門医による診断

当院の院長(後藤真一)は歯科放射線専門医を取得しており、画像診断において専門的な技術を所有しております。
これまで、大病院や大学病医院にて放射線画像診断という分野で活躍してきており、現在でも大学病院の画像診断を行っております。
当院では最新のデジタルレントゲン機器を完備し、歯科放射線専門医がその画像を読影いたします。その診断を基に最適な治療を行うため、安心して治療を受けていただけます。
お口や顎、顔面の疾患に対して外科的処置を行う歯科の専門分野の一つが「口腔外科」です。歯科医師の中でも、歯学部卒業後、口腔外科がある大きな病院で数年の研修と訓練を受けないと行えない分野です。
当院の院長は名古屋第一赤十字病院の口腔外科に10年以上在籍(非常勤期間も含める)し、さらには愛知学院大学附属病院で11年以上、画像診断を通じて口腔外科に従事しています。
歯科矯正においても、矯正を30年以上行っておられる専門の先生に施術いただいておりますので、安心してご相談ください。
歯科用CT完備

CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータ処理により撮影データを3次元の立体画像として構築することで、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
従来のレントゲン画像は、2次元の平面画像でしか歯や顎の骨の様子を見ることが出来ませんでしたが、歯科用CTを用いることで、3次元の立体画像として情報を得ることが出来るため、歯や顎の骨の状態はもちろんのこと、神経や血管の位置なども詳細に把握するできるようになります。
当医院では主に、親知らずの抜歯や歯周病治療、根管治療、歯根の破折の診断などに用いています。
⇒歯科用CTについて