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診断のプロ

患者さまの中には、歯科用レントゲンやCTの被曝量を心配なさる方も多いかと思います。
これは、皆様にも知っていただきたいことでもありますが、歯科で使用するレントゲンは、人が自然界で1年間に受ける照射量のおよそ40~100分の1と極めて少なく、安全性も非常に高いのです。


また、レントゲン写真から得る情報は、より良い治療を受けていただくには必要不可欠で“レントゲンなきところに医学無し”と昔から言われています。


診断は患者さまの訴えや、症状、歯科医師による視診や触診、および検査結果から判断しますが症状を聞くことはどんな歯科医師でもできます。
しかし検査結果から病気を探り当てるのは知識と経験が必要になってきます。

歯科医師なら誰でもレントゲン写真やCT画像を読影(画像診断)できると思っていませんか?
それは大きな間違いです。
歯科医師は、大学を卒業して国家試験に合格してからしか読影はしないということが理由に挙げられます。


学生時代に数例の基本的な症例の典型画像しか見たことがない為、
入れ歯やむし歯治療を専門としている歯医者さんや、小児歯科や矯正歯科を専門にしている歯医者さんのほとんどが読影という訓練は受けておらず、歯科医師の免許を持っているからといって必ず正しい読影をしているとは限らないのです。


特にCTやMRIなどの特殊検査においては尚のことです。

レントゲン画像に病気が写っていても、それを見抜ける能力がなければ、その病気は見逃されてしまいます。
歯科医院にCTが入っているというお話はよく耳にしますが、撮った画像が正しく診断されなければ、何の意味もありません。


つまり“ 最新の機器がある = 安心した治療”が受けられる ”とは限らないということです。


当院の院長は日本歯科放射線学会の認定する歯科放射線専門医です
放射線についてのプロフェッショナルであり、診断のエキスパートなのです。
他の歯科医院や病院から診断の依頼も受けています。

これまでに、認定医や専門医という言葉をお聞きになったことがあると思います。
専門医とは、医学・歯学の高度化・専門化に伴い、その診療科や分野において高度な知識や技量、経験を持つ医師・歯科医師のことで、各医歯学系学会が認定・付与し、歯科医師は次の5つの資格名が厚生労働省により認められています

上記以外の認定医や専門医と言うものは、各団体が勝手に独自に発行しているものにすぎません。
しっかりとした治療を受けるということは患者さまの責任でもあるということを再認識して、今後の通院すべき医院・先生を選択しましょう。