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むし歯について

磨いているのにむし歯になります。どうしてですか?

歯ブラシだけではむし歯菌が残ってしまうからです。適切な歯ブラシができていないとプラーク(むし歯菌)が溜まり、むし歯になってしまいます。適切な歯ブラシができていたとしても30~40%は残っているのです。できているつもりでもできていないのが現実です。

むし歯になりやすい人はどういう人ですか?

むし歯になる理由は様々です。その理由の傾向が強い方はなりやすいです。一般的なむし歯になるリスク因子を挙げますと、①歯ブラシの仕方 ②むし歯菌の数 ③歯の質 ④食生活習慣・嗜好 ⑤唾液の質・量 ⑥歯並び などです。

むし歯になったら治療をしなければなりませんか?

むし歯の程度によりますが治療が必要なことが多いです。むし歯の初期段階の場合は、適切な歯ブラシと歯磨き剤を使って正しく磨いてもらい、それを定期的に歯科医院でのチェックをしていただくことで歯の表面のエナメル質に再石灰化が起こり、むし歯の進行を抑止することができます。むし歯を初期の段階で見つけるためにも定期的な歯科検診をおすすめしています。

むし歯の治療って痛いですか?

むし歯の深さや進行度によって異なります。痛い場合は麻酔をして治療を行います。できるだけ痛みを伴わない治療をいたしますので心配ないと思います。しかし、痛みという所見は我々歯科医師にとっては重要な情報ですので、ある程度までは麻酔なしで状況を判断しながら行わせていただきます。

むし歯はどれぐらいのスピードで大きくなりますか?

状況により変化します。口腔内の状況や食生活、全身のお体の状態など、様々な因子が関係してきますので一概には言えませんが、数週間で急激に進行することは考えにくく、穴が開くほどのむし歯の場合は何ヶ月もかかってできたものと思われます。ただし、痛みは急激に来ます。