コラム
口臭が気になったら、歯科医院に行こう!
毎日、欠かさず歯磨きをしていても、ふとある時、前より口臭がきつくなったような? などと感じることがあるかもしれません。
口臭は、実は歯科医院で改善できることを、ご存知でしょうか?
単なる「臭い」ではなく、歯周病などが原因ということもあります。
この記事では、口臭に焦点を当ててご紹介しています。
ぜひご参考になさってください。
口臭は虫歯が原因のこともある
口臭の原因となるものは、いくつかあります。
そのうちの一つが、虫歯。
歯科医院で口臭について相談することにより、虫歯の治療につながることもあるのです。
毎日歯磨きをしていても、磨き残しなどがあると、そこが虫歯になることも。
虫歯が口臭の原因だった場合は、もう自身でのケアには限界があります。
口臭が気になった時点で、歯科医院に相談するのが得策でしょう。
口臭は歯周病を知らせるサインであることも
口臭を歯科医院に相談してみると、歯周病が原因であるケースもあります。
自身で歯周病かどうか確認することは難しいので、口臭が強くなった、など異変を感じた場合は、早めに歯科医院に相談するのがおすすめです。
口臭には4種類ある
ここまで、口臭は歯科医院でチェックすることにより、虫歯や歯周病などの発見につながる可能性があることをご説明してきました。
では、口臭イコール異常、なのでしょうか。
実は口臭はだいたい4種類くらいあり、すべてが何らかの病気につながっている、というわけではありません。
・生理的口臭
これは、特に起床時や空腹時などに感じられるタイプの口臭です。
虫歯や歯周病などがない健康な人でも、口の中である程度細菌が増殖した状態になると発せられる口臭なのです。
歯磨きをしたり、食事をして唾液が分泌されると軽減されます。
・外因的口臭
これは、ニンニクのようなにおいの強い食べ物を食べたり、たばこなどにより発生する口臭です。
時間とともに収まっていくのが特徴です。
・心因性口臭
これは、自身では「口臭がするに違いない」と思い込んでいる状態のことです。
他の人は感じられず、また歯科医院も異常なしという結果になるのが特徴で、別名「自臭症」ともいいます。
・病的口臭
これは、虫歯や歯周病などの口腔内の病気に起因した口臭です。
ほかにも、肝臓病や糖尿病などが起因することもあるので、軽視はできません。
やはり口臭が気になった時点で、歯科医院などのチェックを受けてみるのがおすすめです。
口臭が気になると、自分に自信が持てなくなる
口臭は、自身より他人の方が気にするもの。
自身では気づかなくても、他の人と会話することで相手が明らかに自分の口臭を気にしているようなそぶりをされると、残念な気持ちになりますよね。
毎日の歯磨きはもちろんですが、定期的に歯科医院で専門的なチェックを受けることを習慣付けることで、人前でも自信をもって話ができるようになりますよ。