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コラム

歯間ブラシやフロスの使い方について

みよし市 歯医者 歯間ブラシやフロスの使い方 後藤歯科

皆さま、こんにちは。みよし市の後藤歯科です。
食後に行う歯磨きではありますが、歯ブラシによるケアに加えて歯間ブラシやデンタルフロスによる、補助清掃も推奨されています。しかし、なかには歯間ブラシやデンタルフロスを使用したことがなかったり、うまく使いこなせなかったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方について、詳しくご紹介してまいりたいと思います。

歯間ブラシやデンタルフロスはなぜ必要なの?

みよし市 歯医者 歯間ブラシやフロスの使い方 後藤歯科


歯間ブラシやデンタルフロスは、主に歯と歯の間の汚れを落とすものであり、これらは「補助的清掃用具」に分類されています。

歯ブラシの毛先は歯と歯の間までは行き届きにくく、歯間ブラシを歯と歯の間に挿入して汚れを掻き出すことに特化した歯間ブラシやデンタルフロスによる清掃を加えて行うことで、清掃率をあげていきます。

厚生労働省の調査によると、歯間ブラシやデンタルフロスを活用して歯間部を清掃している数は全体で50.9%といった結果となり、約半数の方々が行っています。
また、年代的には40~70代の女性の使用率が高く、加齢や歯周病によって歯ぐきがさがり、歯と歯の間が目立つようになり、食べカスが歯間に残留しやすくなる年齢期と一致することからも、歯間ブラシとデンタルフロスの必要性が見受けられます。

歯間ブラシとデンタルフロスを活用することで、虫歯や歯周病予防につながります。お口の中を健康に保ちましょう。

参照:令和4年歯科疾患実態調査結果の概要「7. 歯や口の清掃状況」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10804000/001112405.pdf

歯間ブラシの使い方


歯間ブラシは、歯と歯の間が大きく開いている場合に適用する補助的清掃用具です。歯間ブラシのサイズは各メーカーから複数販売されており、自身の歯間のサイズに合わせて選ぶ必要があります。はじめて歯間ブラシを購入する際は、一番小さなサイズから試していきましょう。また、歯間ブラシのタイプは2種類あり、前歯はストレートタイプ、奥歯にはL字タイプと使い分けるといいでしょう。

歯間ブラシを無理やり歯間に押し込んでしまうと歯ぐきが傷ついてしまうので、一番小さいサイズでも難しい場合は、無理に押し込むことはせずに、デンタルフロスのみを活用しましょう。

【注意点】


・鏡を見ながら歯間ブラシを使用する
・無理やり歯間に押し込むと歯ぐきが傷つくので注意
・自身の歯間にあったサイズの歯間ブラシを選ぶ

デンタルフロスの使い方


デンタルフロスは、細い糸状のものです。糸だけのタイプと、近年ではホルダーに糸が張られているタイプのものがあります。糸だけのタイプは左右の指に巻き付けて糸を張った状態で歯間に挿入して、デンタルフロスを動かしながら汚れを取り除いていきます。また、ホルダータイプは奥歯などに活用すると便利です。デンタルフロスを歯と歯の間に挿入する際は、力を入れすぎないように注意しましょう。

【注意点】


・鏡を見ながらデンタルフロスを使用する
・使用した部分は再利用せずに新しい部分で歯間清掃を行う
・無理に挿入することは避け、歯ぐきを傷つけないようにする

参照:e-ヘルスネット「歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)」厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-008.html

まとめ

みよし市 歯医者 歯間ブラシやフロスの使い方 後藤歯科


今回は、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方について、詳しくご紹介してまいりました。歯ブラシによる清掃にプラスして、歯間部の清掃には歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。お口の中はとてもデリケートですので、これら補助的清掃用具を使用する際は力加減などに注意が必要です。当院でも歯磨き指導にプラスして、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方なども、歯科衛生士がご案内させていただいておりますので、お気軽にお声がけください。

開院から50年を迎えたみよし市の後藤歯科は、平日は18:00、土曜日は17:30まで診療しております。みよし市だけではなく、豊田市、東郷町、刈谷市、日進市にお住いの患者さまからのお問い合わせをお待ちしております。