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コラム

予防歯科って何するの?歯科衛生士が行う予防処置の種類とその効果

みよし市 歯医者 予防歯科 後藤歯科

近ごろ、自分の歯を長く残す「8020運動」の関心が高まっています。「8020運動」については、コラム「8020発祥の地!」で紹介していますので、そちらもご覧ください。

お口のトラブルを未然に防ぎ、いつまでも健康な歯で食事や会話を楽しむためには、日ごろから病気を「予防」することがとても大切です。
そこで今回は、予防歯科で行う処置の内容と、その効果について解説します。

 

予防歯科とは?

みよし市 歯医者 予防歯科 後藤歯科

予防歯科とは、歯を失う原因のトップであるむし歯・歯周病にならないように、歯科医院で検査やクリーニングを受けたり、セルフケアのアドバイスを行うことを指します。
歯が痛くなってから歯科医院へ駆け込むのではなく、治療を受ける必要のない口内環境へ整えることが大切です。
そのため、予防歯科では、健康な歯を長く残していつまでも自分の歯で美味しく食事ができ、会話を楽しめるよう「予防する」ことを大きな目的としています。

 

予防歯科で行う内容

みよし市 歯医者 予防歯科 後藤歯科

歯科医院での予防処置は、歯科衛生士が中心となり行われます。
どのような処置が行われるのか、具体的に見ていきましょう。

 

むし歯・歯周病のチェック

予防処置を行う前に、お口の状態を検査します。むし歯チェックでは、歯科医師がお口の中を確認し、必要に応じてレントゲン撮影を行って診断します。
歯周病チェックでは、歯科衛生士が専用の器具を用いて歯ぐきや骨の状態を確認します。なかでも歯周病は初期症状が少なく、検査を受けてみてはじめて進行に気が付くことも少なくありません。
そのため、初期段階で素早い対応ができるよう、定期的に検査を受けることがとても大切です。

 

歯科衛生士によるクリーニング

クリーニングでは、歯ブラシでは落とし切れない歯に固着した汚れを除去します。
超音波や手動の器具を用いて歯石を除去する「スケーリング」や、歯の表面を磨く「PMTC」を行い、お口の中を清潔な環境へ導きます。
また、磨き残しの多い部分はクリーニングの前に染めだしなどを行い、患者さまと一緒に確認することもあります。

 

セルフケアの指導

患者さまに合った歯ブラシの選び方や、正しいブラッシング方法などの指導も予防処置のひとつです。
必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器の使い方を伝授することもあります。

 

予防歯科のメリット

みよし市 歯医者 予防歯科 後藤歯科

予防歯科には健康的な歯を守るだけでなく、他にもいくつかのメリットがあります。

ここでは、予防処置を受けるメリットとその効果について解説します。

 

全身の健康につながる

お口の中でむし歯や歯周病の原因である細菌が増殖していると、歯ぐきから血流に乗って全身へ巡り悪影響を及ぼすことが分かっています。
お口の中が良好な状態に保たれていると、基礎疾患の悪化を防ぎ、全身の健康を維持することにつながります。

 

清潔感のある口元になる

汚れが溜まっているお口の中は非常に不衛生で、むし歯や歯周病だけでなく口臭の原因になることもあります。
予防処置を受けてトラブルがない清潔なお口を維持すると、口元に清潔感がうまれ周囲の人にも好印象を与えられるようになります。

 

長期的な通院を避けられる

定期的に検査を受けてトラブルを早期発見・治療することで、大がかりな治療を避けられることにつながります。治療の回数が減ることで、経済的な負担を軽くすることもできるでしょう。
歯科治療が苦手な方や、長期的な通院を避けたい方こそ、定期的に予防処置を受けてトラブル知らずなお口を維持しましょう!