コラム
子どもの歯磨きのコツと推奨される歯磨き粉
皆さま、こんにちは。みよし市の後藤歯科です。
お子さんの歯磨きにお悩みではありませんか?お口を開けてすんなり磨かせてくれる日もあれば、一方で歯磨きを嫌がり、なかなか歯磨きが行えない日もあるのではないでしょうか。そこで今回は、子どもの歯磨きのコツと推奨される歯磨き粉について、詳しくご紹介してまいります。
歯磨きを嫌がる理由
まずは、子どもが歯磨きを嫌がる理由から把握していきましょう。
・痛い、違和感がある
突然、歯ブラシがお口の中に入ってきたら、驚いてしまうことも。また、必死になって歯磨きをしようとすると磨く力が強くなってしまうこともあるでしょう。
・怒られそう
保護者さまも「歯磨きをしなくてはならい」といった使命感から、必死になってしまうのではないでしょうか。「虫歯になっちゃうよ!」「我慢して!」と思わず大きな声になってしまっていたら、見直してみましょう。
・興味がない
「なぜ歯磨きを行わなければならないのかわからない」、「そもそも興味がない」といった理由から、歯磨きを嫌がることもあります。歯磨きを行わなければならない理由を、ご機嫌がいいときにお話しするのもいいでしょう。
・機嫌が悪い
特に夜の歯磨きは、お子さまが眠くなったころに行うことも多いのではないでしょうか。不機嫌になる時間帯は避け、満腹になってご機嫌な食後に行うなど、これまで行っていた歯磨きの時間帯を変えてみましょう。
まずは、お子さまがなぜ歯磨きを嫌がるのか、上記項目とすり合わせていきましょう。
歯磨きを嫌がる子どもに歯磨きを行うコツ
お子さまにあった歯磨きのコツを見つけていきましょう。
・手鏡で歯磨きの様子を見てもらう
お口の中でどのようなことが行われているのか、自分自身で見ることができないので、不安になってしまうこともあるでしょう。そんな時は、手鏡で様子を確認してもらいましょう。
・子ども用歯ブラシと仕上げ用歯ブラシで使い分ける
自分専用の歯ブラシがあると、お子さまのご機嫌もよくなり、歯磨きに協力的になってくれる可能性も。お子さま専用の歯ブラシは、喉に刺さらないように工夫されたものを選択し、好きなキャラクターや色などをお選びいただけると、楽しみながら歯磨きを行ってくれるでしょう。
仕上げ用の歯ブラシは、持ち手が長く奥歯も磨きやすいヘッドが小さいものを選びましょう。仕上げ磨き用の歯ブラシをお子さま自身が使用するのは危険も多くともなうので、お子さまの手の届かない場所で管理しましょう。
・歯磨きの歌を歌ったり、曲を流したりする
歯磨きの歌を歯磨き以外の時間も歌ったり、曲を流したりして練習し、楽しむことからはじめましょう。
推奨される子ども向け歯磨き粉
・年齢に応じたフッ素濃度であることを確認しましょう
【6ヶ月~2歳】500ppm~1,000ppm/米粒程度の量
【3~5歳】500ppm~1,000ppm /5mm以下
【6~14歳】1,000ppm/1cm程度
【15歳以上】1,000~1,500ppm/1~2cm程度
参照:ライオン歯科衛生研究所「フッ素(フッ化物)の応用方法」
https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/care/05.htm
・フレーバー
定番のミント味は苦手という子には、いちご味、ぶどう味など、お子さまが興味を持ちそうなフレーバーの歯磨き粉を用意すると、楽しんで歯磨きを行ってもらえます。
まとめ
今回は、子どもの歯磨きのコツと推奨される歯磨き粉について、詳しくご紹介してまいりました。歯磨きはお子さまにとって「怖いもの」であったり、「歯磨きを行う意味」をまだまだ理解できなかったりする年齢です。そのため、少しでも歯磨きは楽しい時間であると認識してもらえるように工夫が大切です。お子さまの歯について、わからないことがあればお気軽にご相談ください。当院の歯科医師・歯科衛生士がご対応いたします。
後藤歯科はみよし市に開院してはや50年。皆さまに支えられ、これまで成長を遂げられました。みよし市にお住まいの方はもちろんのこと、豊田市、東郷町、刈谷市、日進市にお住いの方からのご予約も随時承っております。お子さんだけではなく、大人の方の虫歯や歯周病予防にも注力しております。ご連絡をお待ちしております。