放置すると危険な虫歯!!

歯医者さんに行く時間がなかなか取れない、などで虫歯を放置してしまいがちな方は多いのではないでしょうか。
しかし、虫歯を放置すると、細菌が溶かした歯を通じて体内に侵入してくるという恐ろしい結果につながることがあるのです。
たかが虫歯…のはずが、結果的にどのような不調を身体にもたらすのか、さっそく見ていきましょう。
虫歯の痛みで、顔面神経痛になることも!

耐えられない虫歯の痛み。
そうすると顔の筋肉も自然とこわばって緊張します。
歯科医に行かず、痛みに耐える状況が長く続き、顔面の筋肉や神経がずっと緊張状態のままになると、ひいては顔全体の筋肉がこわばって、正しく動かなくなる可能性も出てきます。
そうなると、顔の半分、虫歯がある側の顔だけ麻痺したようにしびれたり、口や目の筋肉を動かしづらくなるなどが報告されています。
また、自然と痛くない方の歯、いつも決まった側で食材を噛む習慣がついてしまうと、あごの筋肉に不均衡が生じてかみ合わせが悪くなることがあります。
就寝中の歯ぎしりは、かみ合わせの悪さも原因の一つと言われています。
ほかにも、かみ合わせの悪さは不眠や頭痛につながったり、また歯ぎしりすることで、歯が欠けたり削れたりすることもあり、虫歯が痛んだら、我慢せず、まずは歯科医院に相談するのがおすすめです。
糖尿病のリスクが上がることも!

虫歯を放置すると、傷みを回避するために、食材をよく噛まずに飲み込みがちになります。
よく噛まない分、食事にかける時間が短くなり、早食いになってしまう方も。
早食いは、食べ物が体内に入るスピードが速いので、血糖値が急激に上昇してしまいます。
この状態が長く続くと、血糖値を下げるためのインシュリンが正常に分泌されなくなる恐れが出てきてしまい、とても危険です。
なぜなら、こうしたインシュリンの分泌異常は、糖尿病につながりかねないからです。
まとめ

虫歯は、進行具合によっては痛みを我慢できてしまうこともあります。
しかし、放置しても虫歯が進行を止めるということはなく、痛みを我慢しているうちに顔面神経痛になったり、傷んだ歯をかばうように咀嚼しているうちに早食いになり、糖尿病リスクを高めてしまうという危険もあるのです。
抵抗力が弱っている方だと、虫歯を通して細菌が体内に侵入してしまい、髄膜炎や心筋梗塞といった大きな病気を引き起こすことも。
虫歯ができたら、我慢せず、早めに歯科医院で処置を受けるようにしましょう。
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